ライアンエアー搭乗体験記|LCC評判&感想


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ライアンエアー搭乗体験記

author Rienzi さん


格安航空会社jpさんの主たる守備範囲である、日本発着路線を持つLCCではありませんが、LCCといえばやはり外せない基本中の基本、欧州LCCの巨頭ライアンエアーの搭乗体験記です。(2010年の情報ですので、現在と異なる点もあるかと思います)

『ライアンエアー搭乗体験記』

  • 利用したLCC:ライアンエアー
  • 搭乗日時:2010年8月12日
  • 搭乗区間:ダブリン(アイルランド)→カウナス(リトアニア)
  • 予約方法:Webで予約

予約について

2010年夏に、アイルランド・リトアニア・ポーランド・フィンランドを旅行しました。主に、スターアライアンス系列のレガシーキャリア(ルフトハンザ、LOT、スカンジナビア)を利用しましたが、アイルランドからリトアニアへの移動の際に、路線の関係でライアンエアーに搭乗することとなりました。

6月にWebで予約を入れたのですが、運賃が79.99ユーロ、それに預け手荷物手数料、Web予約手数料などが上乗せされて、結果的には148.47ユーロとなりました。いわゆるLCCの標準的な価格帯から比較すると、購入時期が悪かったのか、あまり安くないように感じました・・・。

Web予約の際に、繰り返し、航空券と抱き合わせでレンタカーの予約を勧められました。また、画面をよく見てから「次へ進む」をクリックしないと、余計なオプションをつけられる可能性があるので、注意が必要です。

搭乗手続き・預け手荷物について

さて、搭乗当日。ダブリン空港第1ターミナルのライアンエアーのカウンターへ行きました。自動チェックイン機がほとんどという情報を事前に聞いており、英語の苦手な私はひやひやしていましたが、ちゃんと職員のいるカウンターもありました。

プリントしたメールを見せて、搭乗手続きは完了。いざ、スーツケースを預ける時になって問題発生。

「規定重量オーバーです」とのこと。何キロ超過していたのかは忘れましたが、120ユーロ請求されました。しかたなく払いましたが、この点に関しては、LCCに乗ることを想定して荷物を小さくすべきだったと後悔しています。

ダブリン空港は、格安航空会社のターミナルは独立していません。ですが、搭乗ゲートは非常に離れた場所に、建物から大きく突き出た形で独立・集中しています。このため、チェックインカウンターから搭乗ゲートまではかなり遠いです。

ライアンエアーは、機内持ち込み手荷物のサイズ規定にもかなり厳しく、搭乗口でも手荷物の大きさを調べられます。ターミナル内には手荷物のサイズ規定について書いてある警告看板がいくつもおいてありましたが、「超過料金を払うか、手荷物を放棄するかのいずれかをその場で検討してください」と書いてありました。機内持ち込み手荷物が大きくなりがちの方は、注意が必要かと思います・・・。

飛行機から預け手荷物がおろされる様子をターミナルから見ていましたが、ライアンエアーの場合、なんと、日本のようにコンテナに積んで運ばれたりすることは一切なく、仕切りすらない一枚の板に車輪をつけたような台車に、荷物を積み木のように積み重ねていました。また、サイズ的にうまく積み込めない荷物は脇においておかれ、一番最後に積み上げた荷物の上におかれていました。投げる、ぶつける、蹴っ飛ばす・・・と、荷物の扱いがかなり乱暴でした。板の上に積み重ねているだけなので、カーブで荷物が落ちないのか・・・と不安になりました。

ダブリン空港荷物積み下ろし

搭乗・機内の様子

機内は自由席ということでしたので、少しでもいい席をとるために、搭乗開始1時間前くらいにはゲートに到着しました。しかし、よく見ると「優先搭乗パスを事前に購入した人が並ぶ列」と「一般旅客の列」が分けられており、私は一般旅客の列の一番前に並ぶことになりました。搭乗開始の際には両方ともに長蛇の列になっており、どうにか、ギリギリで窓際の席を確保できました。

機内に入ると、事前の評判通り、座席の前後間隔がやや狭い印象を受けました。また、座席の背にはテーブルがないので、機内で食事をするには相当不便かと思います。

リクライニングもせず、オーディオもなく・・・と聞くと、なんとまあ味気ないフライトになることか・・・機内では寝られないかな・・・と思っていましたが、「座席の前後間隔が狭い」ことが、かえっていい方に作用しました。要するに、前の座席の背にもたれかかって寝ることが出来るのです。窓際だったということもありますが、機内ではほとんどの時間寝ていました。

また、機材はB-737で、座席は3−3の横6席でした。ですので、座席の横幅は、日本の航空会社と比べて大差ない印象でした。LCCの座席は狭い、というのは、少なくともナローボディ機(機内の通路が1本)の場合は、横幅に関して言えば当てはまりません。前後間隔が狭いだけです。これが、ワイドボディ機(機内の通路が2本)になると、例えば通常横8列→LCCで横9列のように、横幅も狭くなるでしょう。

機内販売はありますが、食品・飲料・グッズを含め、当然全て有料です。ライアンエアーの客室乗務員は、基本的に「販売員」として乗務しているようなものですが、あまり、売り込みに熱心な雰囲気はなく、マニュアル通りに淡々とこなしている様子でした。また、これはLCCとしては珍しいことですが、ライアンエアーは、食べ物・飲み物の機内持ち込みおよび飲食を制限していません。このため、自分でサンドイッチなどを事前に買って持ち込んでいる人もいました。

機内販売がひっきりなしに続くため、機内はかなり騒々しいです。ですが、慣れればあまり気になりません。

カウナス到着後、全員が降りると、すぐに出発する乗客の搭乗が始まっており、わずか20分の準備で折り返しのダブリン行きが出発してゆきました。

カウナス空港

まとめ

今回のフライトは、3時間程度のものでしたが、この程度の飛行時間であれば、LCCでも、それほどレガシーキャリアとの差は出ないかな・・・と感じました。ライアンエアーの路線網は、かゆいところに手が届くような細かいもので、なんといっても航空券が安い(ちゃんと買えれば、の話ですが)ので、ヨーロッパを早く・安く周遊したい方にはおススメです。

ただし、大都市(ロンドン、パリ、フランクフルトなど)の場合は、ロンドン・ルートン空港、パリ・ボーヴェ空港、フランクフルト・ハーン空港など、市街地から非常に遠い空港に着くので、お勧めできません。大都市間の移動は、同じLCCでも、市街地に近い空港を使うイージージェットか、いわゆるレガシーキャリア、高速鉄道などの利用をお勧めします。

地方都市・田舎同士を移動する場合は、ライアンエアーの使い勝手の良さは魅力です。また、主要都市といえども、小さい国の場合は、そもそも一つの都市に対して複数の空港がないことも多いので、それほど使い勝手は悪くありません。

アジア系LCCが隆盛を極めていますが、LCC発祥の地ヨーロッパでは、エアベルリンがワンワールドに加入して、レガシーキャリアに匹敵する影響力を持ちはじめたりと、LCCの立ち位置が大きく変わりつつあります。かつて「フラッグ・キャリア」であった、アイルランドのエア・リンガスがLCC的なビジネスモデルを導入するなど、「低コスト・低運賃」が航空会社のスタンダードになりつつあるようです。

欧州をご旅行の際は、ライアンエアーをはじめ、LCCの活用をぜひご検討ください♪


乗った人にしか分からないライアンエアーの実際が詳細にわかる体験記に加え、ヨーロッパにおけるLCC事情も解説されており、これからヨーロッパ周遊旅行などを計画されている方にとっては必見のレビューであると感じました。

しかし、前の座席にもたれかかって寝るというのは盲点でした。

次回からは私も、もたれ寝を試してみたいと思います。

Rienziさん、投稿ありがとうございました!

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カテゴリー: ライアンエアー
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