○エールフランス、LCC事業に殴り込み!=2月から格安サービス開始(Searchina)
ヨーロッパの老舗航空会社、エールフランスが2月6日からLCC事業に乗り出します。
同社の声明によると、既存のフランス国内線や欧州線、北アフリカ線が再編されて58路線の便に「税込片道49ユーロ(約5700円)から」という格安席を設けます。
この席を新しい料金プラン「MiNi」の名称で販売します。
LCCの別会社を立ち上げるわけではなく、これまでの機体を使って一部座席を「LCC化」する形になります。
「MiNi」の利用客は「手荷物は機内持ち込みなし。機内食なし。マイレージ加算なし」という、いわゆるLCCスタイルのサービス提供になります。
従来のフルサービスを受けたい旅客には20ユーロ高い「CLASSIC」という席も用意されます。
通常のLCCとは異なり、一つのフライトで「従来の席」か「LCCの席」かを選べることになります。
格安でありながら、別会社を作らずに「エールフランス」のブランドを残すシステムは他のLCCにとっては脅威なのではないでしょうか。
また、「フルサービスの運行スケジュールで飛ぶLCC」という新しいスタイルは、LCCの弱点を補う形になるかもしれません。
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